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自称「年上女性に好かれる」男子にありがちなこと

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オンでもオフでも、自己紹介で「年上の女性に好かれる」って自分で言っちゃう男性。

たわいもない会話ですが、聞かされる女性側はなんだか微妙な気分になるときありませんか。

 

自称「年上女性に好かれる」男子にありがちなこと

年上の女性に忖度しているつもり

よくあるのがお喋りしているグループの中に年上の女性がいるから、気を遣ってヨイショしているつもりのパターン。

年上の女性のことが単純に「好みです」とか、信頼感で「安心して話せます」なら問題は無いのですが、主語を自分ではなく他人から「好かれる」って言っちゃうのはただの残念な人です。

「俺モテるんだよ」「惚れないでね」ほど強火ではありませんが、勘違い野郎のモテ発言と何ら変わりません

年上女性限定だからといって謙虚でいるつもりなら、なおさら失礼な話です。

同世代や年下が好きで、自分のストライクゾーンじゃないと、お付き合いしてくださいと言われた訳でも無いのに一方的に牽制しているようなものですから。

好きか嫌いかは相手の女性が決めるんです。そういうところが年下と言うより幼稚と思われちゃうんですよね。

 

甘えたい依存したい願望がダダ漏れ

年上側って、男女問わずに包容力だの経済力だのを期待されることが多いもの。

でも、自分は何も提供しないけど、尽くされることに抵抗がない、感謝もしないって人は男女とも煙たがられるのは当然です。

「甘えん坊なんです」「周囲の人がいつもなんでもやってくれる」「末っ子気質だから仕方ない」と自己紹介してしまう人は、甘え上手というのは自分の魅力で成り立つと思い込んでいて、周囲を都合のいい駒のように動かしたい魂胆はバレていないと思っている時点でかなりおめでたい思考回路です。

お互いの信頼関係を築く前に、貢がれ願望・ヒモ願望がちらつくチョウチンアンコウの雄みたいな男性は不快ですが、恋活・婚活の場においては、早期に地雷だと見抜いて避けられる点では便利なチェックポイントです。

 

母親世代の女性に世話を焼かれやすい

ベテランの甲斐甲斐しいおばさまが多い職場でありがちなパターンです。

自分の息子と同じ歳くらいの新入社員へ、仕事の指導もするけど甘やかしたり、必要以上にかまって世話を焼きます。

厳しめに評価される同世代の女性社員からすると、見ていてあんまり面白いものではありませんが、「できの悪い子ほど可愛い」し、いじりやすいのでちやほやされている事が多いです。

自分たちに都合良く手のひらの上で動いてくれるオモチャみたいな若いツバメを育成したい、海千山千なおばさまの企みも見え隠れします。

しかしこの手にかかった男子は母親に甘えるように仕事をするので、失敗やしたりフォローしてもらっても、ろくに謝らずテヘペロでごまかし、やってもらって当然なので感謝もろくにしません。

この環境に甘んじてしまって、仕事の出来ないブリッコおじさんになっていったツバメ男子を何人見てきたことか。

おばさま限定で愛想がいいだけで、普通に荒波に揉まれて働く男性上司や同世代の女性からは顰蹙を買うので、年数を重ねるほど評価はシビアになっていきます。

おばさま達も、可愛い盛りを過ぎてダメなおじさんになった男性社員には手厳しくなります。

なんとも無責任なものですが、実際自分の実の息子じゃないし、所詮歯車、毎年入ってくる替りの若い男子はいくらでもいます。

職場には働きやすさを求めてるのはみんな一緒ですからね。

年若い同世代女子は、調子に乗っている可愛がられ男子は反面教師にして、長く生ぬるい眼で遠巻きに見守りましょう。

他に趣味や特技・取り柄がない

親しい友達がいなかったり、他人との交流が苦手で少ないと、家と職場の往復だけになりがちです。

職場もリモート化していたり、新型コロナウイルス対策の新しい生活様式とやらで直接の交流もほんとに少なくなりました。

一人暮らしならスーパーコンビニや配達のスタッフとしか会話していないというのもわりと普通です。

自称「年上女性に好かれる」男子の日常イベントは他人とのふれあいが皆無なので、常連の食堂でおばちゃんにオカズをサービスしてもらったり、待合席で一緒だったお婆ちゃんに飴を貰ったとか、ささやかなエピソードを大切に大切に大切に覚えているようです。

派生パターンに「道をよく尋ねられる」とか「猫や犬とか蚊にだけには好かれる」とかもありますね。

誰も言ってくれないけれど、真面目な優しいひとって思われたいのでしょう。

 

以前飲み会の席で会った男性で、会話も受け身なら趣味も無いし見た目も気を遣わない、冴えない子がグズグズとモテない自虐と恨み辛みばかり言っていて酷い有様でした。

場の空気にうんざりしたので私が「あなた職場の年配のパートさんとか、お母さんみたいなスーパーの店員さんとかにはモテるんじゃない?」と雑にネタを振ってみました。

するとその男性は「そうなんです!」と、スーパーの試食販促コーナーのおばちゃんにいっぱい食べさせて貰った話を早口で熱く語り始めました。

どうやら彼はこの話が一番ウケて盛り上がったと思ってしまったようで、私は自称「年上女性に好かれる」勘違い男子をひとり作ってしまったのかなぁとちょっと反省したことがあります。

このように、本当に話題が無いとき、褒めポイントが分からないときに誰かが気まぐれに言った「おばちゃんに好かれそう」属性を、ずっと覚えていて自称している男性も少なくないのかもしれません。

 

聞かされた女性陣はみんなスルーして今に至る

さて、年上女性に好かれるという謎の自慢話をくらった女性側はといえば。

年下や同世代の女性は、下心はないからガツガツしませんよというポーズで聞かされたとしても、頼りなさそうとか受け身だなというイメージが残るだけなので、関係は進展しません。

「ああそうですか」と言って素通りされるだけです。

ターゲット層の年上女性にしても、経験豊富なので胡麻をすられている事はとうにお見通しです。

「見え透いた発言がムカつく」「モテるらしいけど、私は貴方のことが嫌いです」「そもそも私はまだオバサンじゃない」と内心思っていたとしても、できた大人はそんなこと口に出しませんので、苦めの愛想笑いをして静かに離れていくだけです。

そういうお馬鹿な発言も可愛くて好き!という奇特な女性と巡り会えたらハッピーエンドですが、彼らが真に女性にもてる日は来るのかは謎です。